「もう、さよならは言わない。」とは
「もう、さよならは言わない。」は、近未来世界のバーチャルMMOを舞台にした、空戦アクション恋愛フィクションです。
ブログを利用して小説を掲載していく予定です。
なお、本編中にVRMMOについての設定・テクニカルタームが頻出しますが、その多くを『WORD GEAR』様の『Sword Art Online』シリーズに依拠しています。(作者の九里史生氏には設定の流用についてお願い申し上げまして、ご快諾いただきました。ありがとうございます。)
拙作についての予備知識を仕入れていただく、と言うよりも単純に面白い作品ですので、ぜひご一読いただければと思います。

ワードギア様 → http://wordgear.x0.com/

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2030/01/01(Tue) | 説明 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
プロローグ
1.ノルトラント上空 16:47/17/Nov/2088

サイト内に双胴のシルエットが飛び込む。
その瞬間にあわせてトリガーを握り込む。
ブラスターの断続的な光線が、その哀れなシルエットに食い込む。危地から逃れんと藻掻くように、あるいは断末魔の悲鳴を上げるように、派手なイタリアンレッドとパッションオレンジに塗り分けられた機体はダイブを始める。だが残念なことに、この赤いヤツが絶好の位置に陣取った俺の機体から逃れる術はない。
ニューコム製40mm熱戦砲二門の火線が、その哀れな機体の翼を引き裂き、動力炉に致命的なひび割れを生じさせる。制御を失った双胴の戦闘機は、錐揉みに陥りながらもメインスラスターを噴射し続け、―――紫色のスパークとともに爆散した。
相転移炉の密封が失われ、限界まで詰め込まれた高密度プラズマがその軛から逃れた結果だ。
「ナイスキル!」
「ありがとさん。護衛機どもを片付けてくれたおかげさ。ま、見た目の割にチョロい相手だったけどな。」
僚機の祝福に軽く返事を返す。
実際、あんな派手なカラーリングの割に腕は大したことがなかった。護衛機も数こそ多かったが練度はさほどでもなかったし。もしかすると、ワールドステージに出てきたばっかりのニュービーだったのかもしれない。なら悪いことをした。問答無用で落とさずに、せめてドッグファイトの真似事だけでもしてやればよかった。
まぁ、デブリーフィングでスコアを確認すれば、どんな相手だったのかはイヤでもわかるだろうが。
「ターゲット撃墜を確認。各機報告。」
AWACSからの通信が入る。恐ろしく冷たい機械的な声。低く抑えてはいるがそれでも高く響くソプラノは、我らがスコードロンリーダー様だ。
「ナインテイル、異常ないわ。」
「蝉丸も異常ナッシング。」
「……スラッシュ、グリーン。」
僚機たちに続いて俺も答える。
「バセット、NPだ。」
「了解。セクションE4で"鬼神哭"が捕捉されて戦闘に入った。敵勢力は2SQ。救援要請がきている。」
我らがリーダー様は、厳しい声で言った。どうやら、敵主力はそっちで、こちらが出くわしたのは陽動か囮か捨て駒か、とにかくそんなところらしい。
「何が"鬼神も哭く"だ。ご大層な名前の割にゃ、泣きが入るのが早くないか?こっちは敵ベースの制空権確保がお仕事だっての。」
「1対2だと、FA主体のあいつらにはちょっときついかもね。」
蝉丸はぼやき担当。そしてツッコミはナインテイル。これがいつものパターンだ。
「……だが、稼ぐにはいい状況だ。」
スラッシュはいつも冷静だ。損得勘定が先に立っているともいうが。
「どっちにしろ、"鬼神"どもが殺られればこっちはFA抜きで不利になるのは目に見えてる。行くんだろ?エリザベート。」
話をまとめるのは俺の役目。より正確には、リーダー様のご機嫌を伺っているともいう。
「無論だ。"鬼神哭"は都合よく撒き餌代わりになってくれた。2スコードロンまとめて叩きつぶす好機だ。」
泣く子も黙る我らが指揮官機、"吸血姫"ことエリザベートが、感情の失せた声で言う。
「ターゲットは他のスコードロンに任せて、最多撃墜ボーナスを狙う。」
その声に、他のメンバーたちがニヤリと笑うのがわかる。もちろん、俺も笑いを浮かべていることだろう。
「まぁ、いいけどよ!」
「ノンプレーヤー機より稼げるしね。」
「……それでこそ"ブラッドレッズ"だ。」
「殺り甲斐のあるヤツがいるといいが。」
俺たちの同意に、エリザベートが短く指示を出した。
「進路10。急ぐぞ。」
その日、俺たちのスコードロン"Blood Red Sky"は、合計36機の撃墜を記録し、うち19機がプレイヤー機だった。5on5のPK記録としては歴代3位タイだという。
そして、メンバーそれぞれがスコアを伸ばして懐を暖め、吸血姫とブラッドレッズの名前はさらに悪名を高めた。
2020/12/31(Thu) | 小説本文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
初瀬修一(1)
2.国際研究都市特別区 18:11/8/Aug/2029

モニタに浮かんだ獲得賞金総額は10桁の半ば近くに達していた。単位は『Cr.』、つまりはVRMMOにおける共通バーチャルマネーであるところの『クレジット』だ。50億クレジットに限りなく近づいているその数字は、俺ことコードネーム"バセット"がこれまでの幾多の『ネットゲーム』で勝ち取ったスコアであると同時に、現実の俺こと"初瀬修一"の総資産に限りなく等しい。
100Cr.≒1円、すなわち、50億クレジットは約5000万円である。
21歳、大学院卒、現在国立研究法人総合産業研究所電気通信技術研究部主席研究員、といえばよほどの高給取りであるが、実際のところ国から支払われる給与はそのほとんどが道楽に消えている。特別区の中央NOC(Netwaork Operation Center)に隣接した高層マンションに構えた自宅のローン。加えて、日本全体の基幹線に最上位でつながる私設NX(Network eXchange)と接続権の維持費、ネット上の巨大データベースGA(Global Archives)の使用権、ネットへのダイブに使うベッド型ターミナルの保守料、電気代。これらはすべて、ただよりよいネットアクセス環境を確保するためだけに支払われている。
そういった経費を支払うと、僅かな食費と雑誌の購読費用ほどしか残らない。
仕事である研究に使う時間は一日4時間と最低限に切りつめ、6時間の睡眠と体力維持のため2時間の運動、最低限の雑用に2時間を使う。残りの10時間こそが、俺の『あるべき場所へ』帰る時間となる。

『VRMMO』あるいは単に『ネットゲーム』と呼ばれる、人類の歴史が始まって以来最大ともいえるリソースの浪費が始まったのは、俺がまだ4歳になるかならないかの頃である。
飛び級で入った私立の小学校に馴染めず、コミュニティとは自分を阻害するものだと認識し始めていた俺は、"それ"に出会い、そしてのめり込んだ。
最初に始めたのは、どんなゲーマーでも一度は手に染める巨大ゲーム『ALfheim Online』だ。妖精に模した仮初めの体を与えられ、巨大な樹が見下ろす大地を闊歩し、空を力の限り飛翔する。そこには、年齢も、体格も、あるいは社会的地位でさえも揺るがすことのできない、『精神の自由』があった。同時に、ネットゲームだからこそ生まれる友情や親愛、葛藤や確執、策略や憎悪もまた横溢していた。
そこは、下らない同列意識や不健全な生活集団に縛られない、真のコミュニティがあった。
……そのときは、あったと感じたのだ。
どんなゲーマーにもかならず訪れるものがある。倦怠だ。
完成した友人関係、安定した環境、知り尽くしたゲームシステム。あるいは、慣れからくる惰性的行動の繰り返し。
子供であった俺が、『飽き』るまでに4年掛かったことを考えると、『ALO』は恐ろしくよくできたゲーム世界だったといえるだろう。
ともかく、俺は新たな刺激を求めた。
子供が刺激を求めるとき、より危険で醜悪な方向に心を曳かれるのは、俺に限ったことではないだろう。
荒廃した異星世界『Gun Gale Online』
戦乱渦巻くファンタジー世界『Berserk the Last Armageddon』
背徳と裏切りに満ちた中世世界『Dark Age Online』
そして、俺を決定的に引きつけたのは軍事の世界だった。
20世紀の海軍をあつかった『Jane's Naval Affairs』と『Pacific Storm』
WWⅠをあつかった『The Great War』とWWⅡをあつかった『The Axis』
とどめは、現用戦闘機で戦う『War Birds:the Aces』だった。
集団戦と個人の技量、システムへの熟知と組織運営能力。プレイヤー同士で中隊を組み、対CPUミッションやPvP、あるいは中隊同士の対戦・SQvsSQを戦っていく。空を飛ぶ自由と適度なしがらみのバランスが、心地よかった。
もし、運営企業が買収されてアップデートが止まらなければ、俺は今もまだ『WB』の鉛色の空を飛んでいたに違いない。
企業間のトラブルか、それとも熾烈なシェア争いの帰結なのか。いずれにしろ、一向に打開されない事態に『WB』プレイヤーの苛立ちは高まった。
廃プレーヤー有志数名が中心となってとあるユーザグループが結成された。このグループは、『WB』存続を求める集まりから次第に新たなゲーム世界を作り出すワーキンググループへと変貌していく。そして、新ゲーム『Air Superiority Online』が産み落とされた。その発起人に俺の名前が入っていたことは、さしておかしな事ではなかった。
2020/12/30(Wed) | 小説本文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
初瀬秀一(2)
「リンク、スタート」
VRNETへのログインのやり方は昔から基本的に変化はない。物理的な接続をセットして、『マジックワード』を囁くだけでいい。標準コマンドは『Link Start』だが、カスタマイズすればそれ以外の言葉も選べる。『オープンセサミ』でも、『光りあれ』でも好きなものを設定できるのだが、俺は初期のままで使っている。別にリンクコマンドで個人認証をしているわけでもないのだし。
やり方自体は20年前から変わらないが、それをサポートするハードウェアは随分と変わった。
当初主流だったヘッドギア型のアミュスフィアは今もバージョンアップして使われ続けているが、頭部を囲む宝冠型からバイザー型、バイザー型からヘッドホン型と次第に小型化され、現在では大型イヤホンサイズにまで縮んでいる。装着位置も頭骨周辺であれば特に選ばないため、眼鏡タイプや見た目重視の髪飾り型、レトロな宝冠型、動物の角型など変わったものまである。
アミュスフィアはフルダイブ型のVRターミナルだが、今はライトダイブ型と呼ばれるターミナルも普及している。ダイブ中に体の意識が完全になくなるタイプがフルダイブ型。一方、ログアウトしなくてもVRと現実を同時に認識できるのがライトダイブ型だ。VRMMOの様に、ダイブ中の感覚をフル稼働するアプリケーションはライトダイブ型には向かないが、マップナビゲーションや店舗価格情報など情報をオーバーレイする事に意味がある場合や、自動車の運転など外部要因のシミュレーションが安全確保に役立つ場合など、VRネットワークを現実の世界で利用するケースも増えており、現実とVRワールドを同時に使えるライトダイブ型のニーズも高まってきた。無線タイプのターミナルが増えてきたのもここ数年だし、体内内蔵型のターミナルといういささか乱暴なモノもつい最近登場した。
俺は、実用性を重視してフルダイブ/ライトダイブ兼用のバイザー型を使っている。黒いフレームとミラーシェードのスクリーンが目元から耳の辺りまで完全に覆い被さるモノで、あまり目立たないモノやスタイリッシュなモノがもて囃されている昨今では、かなり大仰に見える。国産大手メーカーの堅牢な作りのモノで、機能も充実しているが、見た目は随分と野暮ったい。その無骨であか抜けないデザインも俺の趣味にあってはいるのだが。
フルダイブ中の身体機能をモニタするサポートベッドの中で、俺の意識は次第にVRワールドへと移行していく。昔のターミナルには、酩酊感や墜落感を感じさせるものや、一瞬で切り替えが終わって面食らうものが多かったが、最近では数秒かけてゆったりと感覚移行するのが流行になっている。たぶん、VRネットワークが一部の好事家のものではなく、広く一般に使われるインフラと化したせいだろう。コモディティユーザーは、ログイン時の感覚入れ替え時に起こる奇妙な違和感を嫌がるが、古くからのユーザはログイン時に感じる違和感が無いと、かえって落ち着かないという。
俺も、このふわりと眠るように誘われる感覚に、当初はいらだたしさを感じたものだった。今ではもう慣れてしまったが。


ログインしてバーチャルボディを得た俺が最初に現れるのは、自分の専用ハンガーだ。
バーチャルボディといっても、実際には現実の自分自身とさほど変わらない。体格を大きく変えたり性別を変えると、どうしても感覚や行動にずれが出がちだから、俺は現実の俺とあまり違わないボディを選ぶことにしている。変えているのは顔くらいのものだ。
もちろん、現実の体でない以上、例えリアルボディとほとんど同じ体に設定してもいくらかの誤差は出る。結局、それを補正して慣れるのはプレイヤー自身の腕ということになる。リアルで背の小さい人間が巨体を選んだり、VR上だけで女性になるいわゆる『ネカマ』も決して少なくないが、やはり感覚の補正慣れが求められる。俺自身はあまりVR上の『ペルソナ』を作る必要性を感じない。顔を変えるのもプライバシー上の問題からだ。
……いや、少なからず願望を投影した顔に変えてあるが。
ハンガーには、殺風景な空間だけが広がっている。隅の方に古びたソファや事務机などがいくらかありはするが、ハンガーの9割を占める駐機スペースにはあるべき主の姿がない。そこに鎮座するべき俺の愛機は、昨夜の出撃後に、定期メンテナンスへと出していた。突き詰めていけばデータの固まりに過ぎない機体をメンテナンスに出すことは一瞬ナンセンスに聞こえるが、それはこのゲーム『Air Superiority Online』について理解して貰えば氷解する疑問だろう。
2020/12/29(Tue) | 小説本文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
バセット(1)
3.レーベック 13:20/19/Nov/2088

中世以来の石造りの町並みと、対照的に広がる航空基地群。バルト海に面したドイツの瀟洒な港町を模したこの街が、俺のホームタウンだ。
同盟軍の東方中枢基地にして、工匠たちの集う街。日夜、カスタマイズを施されたチタンとカーボンの翼たちが飛び立ち、そしてそのいくらかは帰ってくる街だ。
前進基地からは300km近く離れているためそれほどの緊張感はないが、町外れに建てられた巨大な対空砲塔や、時折遠くから甲高く響くエンジンノイズが、この街が戦場の側にあることを実感させる。
立ち並ぶハンガーの向こうの空を、今も一機の戦闘機が飛び立ってゆく。ペールホワイトと淡いパープルに塗り分けられ、サイドトラスにペガサスを描いた三胴形式の戦闘機・RVR-01。有名スコードロン"ベレロフォン"の一番機だ。すぐに二番機が追いつくが、三番機以降が来る様子はない。二機のRVR-01はそのままヴェイパーを曳いて上昇し、視界の外へ消えた。おそらく、今日はミッションなしのMOB狩りか、ランクの低い索敵ミッションのようだ。
一昨日(現実世界では昨日)俺たちが参加したミッションは、条約軍の戦略爆撃機基地を襲撃する長距離侵攻ミッションだった。これは、かなり重要度の高いミッションだったが、同時に同盟軍と条約軍の間で戦われた大規模なキャンペーンの一部に過ぎなかった。一昨日デブリーフィング後に確認した時に見た集計では、航空部隊だけで同盟軍プレイヤー600人以上、条約軍プレイヤー700人以上が様々なミッションに参加して戦っていた。ノンプレイヤー機を含めると、一日の間に6000機以上は稼働しただろう。地上部隊も含めると、両陣営の総動員兵力はカウカス戦線全体の6割以上に及んだ。戦力が拮抗して一進一退が続いているカウカス戦線では、概ね2~3ヶ月に一度はこのような大規模航空撃滅戦が生起している。ちなみに、昨日の結果は同盟軍が幾分か勝ち越していた。キルレシオでも6対4に近いスコアだったし、地上部隊が前進基地を二カ所奪取していた。
こんな大イベントの後には、ほとんど大きなミッションは発生しない。特に、航空部隊の出番は索敵(パトロール)や偵察(スカウト)、輸送部隊の護衛(エスコート)がいいところだ。キャンペーン明けの時期は、機体の整備やスコードロンの再編にいそしんでいる人間の方が多い。
"ベレロフォン"の二機も、他のスコードロンメンバーがメンテナンスや装備強化で飛べないので、暇潰しに出かけていったのだろう。
俺もこのあと予定を入れていた。点検の終わった機体を確認したあと、改装についてメカマンと打ち合わせするつもりだ。今のところ大きな不満はないが、完璧に満足しているとも言い難い。武装にしても速度にしても防御力にしても、まだ完璧にはほど遠い。
昨日獲得した報酬額と改装にかかる費用を頭の中で比較しながら、愛車"スーパーカブ"のスターターをキックする。エンジンの発する乾いた音が立ち並ぶハンガーに響く。珍しく晴れ渡った11月の空の下、日に日に冷たさを増しつつある風が頬に染みた。


市街を南北に貫くリンデンバウム通り。そこを抜けると東カテガット海に面するレーベック軍港へと出る。軍港周辺には大型の船渠や鉄工所などの大型施設が顔を揃えているが、その周辺には隣接して多くの中小整備工場が建ち並んでいる。デリッククレーンや大型射出形成炉を備える工場から、殆どバラック一つの粗末な工場まで、無数とも思える整備工場が軒を並べている。その多くは戦闘航空機か戦闘車両、あるいはその両方を整備するプレイヤーの私工廠である。パイロットや戦車乗りが圧倒的に多い『ASO』であるが、工廠を営む整備士(あるいはそこでスキルを習得している見習い)も全プレイヤーの約二割を占めている。彼らは、戦闘系プレイヤーの商売度具である航空機や車両のメンテナンスやカスタマイズを担う。あるいは、オリジナルの機体を世に送り出す。標準の機体や装備から少しでも自分好みに変えようとすれば、彼らの力を借りなくてはならない。
ごみごみと立て込んだ(それでいて搬入搬出のために辛うじて道路だけは広い)私工廠の合間を抜けて、俺は一軒の古びた整備工場にカブを止める。
煉瓦で申し訳程度に作られた門柱には、『ハインケル・ウント・ラッセル整備工廠』と書かれたブロンズのプレートがはめ込まれている。
2020/12/28(Mon) | 小説本文 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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